サッカーのワールドカップ2010W杯(2010 World Cup)
南アフリカ大会は、第12日の22日に、グループリーグA組
の最終戦が行われ、前回準優勝のフランスと、開催国の
南アフリカが対戦し、南アフリカが2-1でフランスを下して
試合が終了したが、グループリーグA組メキシコとの
得失点差で、決勝トーナメント進出を逃した。
欧州予選から苦戦が続くフランスは初戦ウルグアイに
0―0と引き分け、次戦メキシコに0―2と敗れると、仏連盟と
監督と選手の間にあった不信と不満が爆発。
レイモン・ドメネク監督に暴言を吐いたFWニコラ・アネルカ選手
がチームから追放されると、選手側が反発して練習をボイコット
する事態となった。チームは崩壊状態となり、最終戦では
FIFA世界ランク9位のフランスが、同ランク83位の南アフリカに
1―2と敗れるという苦い試合になった。
フランス代表は、今大会は1勝もできず、1分け2敗と、グループ
リーグ最下位の惨たんたる結果に終わった。
南アフリカは初戦メキシコに1―1と引き分け、次戦ウルグアイ
に0―3で敗れたが、最終戦にフランスから大金星を挙げ、
1勝1分け1敗とした。勝ち点4でメキシコと並んだが、
ウルグアイ戦の大量失点が響き得失点差はマイナス2と、
メキシコのプラス1に及ばなかった。
A組は1位でウルグアイが、2位でメキシコが決勝トーナメントに
進出し、南アフリカとフランスの1次リーグ敗退が決まった。
開催国が決勝トーナメント進出を逃すのは史上初で、前回
準優勝国フランスも早々に姿を消す波乱の結果となった。
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