フィギュアスケート女子でバンクーバー五輪銀メダル、
世界選手権金メダルの浅田真央(19)選手が20日、
カナダでの新プログラムづくりから成田空港に帰国し、
今季のショートプログラムはシュニトケの「タンゴ」、
フリーはリストの「愛の夢」に決まったことを発表した。
昨季は重厚な前奏曲「鐘」を使ったが、不調に陥った
時期、バンクーバー五輪では優しい雰囲気のこの曲に
変更することも検討した。ショートプログラム(SP)は
シュニトケ作曲の「タンゴ」。浅田真央選手は「フリーは
いずれやってみたいと思っていた曲。ショートは優しさと
力強さがある曲です」と語った。
「愛の夢」はロマンチックな大人の曲で「今のままの
自分を出せる。好きな男性がいるかいないかは別として、
会いたいとか、夢の中に出てきたとか、想像しながら
滑れる」と“意味深発言”を口にした。恋人がいるのか、
片思いなのか、詳細ははぐらかしたが、自身の思いを
素直に反映できる曲だという。
今月からジャンプの専任コーチとしてトリノ五輪金メダルの
荒川静香らを育てた長久保裕氏(63)が決定。
浅田は「長久保先生は小さいころからわたしのジャンプを
知っている。もっと伸ばせると思う」と更にジャンプにも磨きを
かけるようだ。昨季の専属だったロシア出身のタラソワ前
コーチは、SPの振り付け指導を担当。新たな専属コーチを
置くかは未定という。そしてなげかけられた質問の中に、
現役続行を宣言したライバルのキム・ヨナ(韓国)についても
答えた浅田は「引退すると言っていたわけではないので、
やるんだなあ、と思った」と淡々と話した。
そして、浅田真央選手は岡田ジャパンにもエール!を送り、
国内がバンクーバー五輪時と同様にW杯で盛り上がっている
なか、五輪の主役だった浅田真央選手は「(日本戦の)映像は
見てないけど、結果は聞きました。次は勝って欲しいと思います!」
と1次リーグ突破をサッカー日本代表に期待していた。
力強さ優しさを表わすシュニトケの「タンゴ」、リストの「愛の夢」で
ロマンチックな恋愛感情を表すという、いずれも今季では浅田真央
選手が大人の女性に成長したスケーティングで魅せてくれそうだ。
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