チリが鉄壁スイスに、パレデス&ゴンザレスの決勝点で勝利！

サッカーのワールドカップ2010Ｗ杯（2010 World Cup）
南アフリカ大会は、ポートエリザベスで第11日21日、
グループＨ組のチリ対スイス戦が行われ、
南米予選2位の強豪チリと、初戦では優勝候補の
スペインを倒し、Ｗ杯で最多に並ぶ５試合連続無失点を
続けていた鉄壁のスイスを、チリが１−０で破り勝ち点6を
手にした。


攻撃のチリに対し、スペイン戦同様の鉄壁な守備に徹した
スイスだが、前半31分にスイス代表ベーラミがラフプレーを
取られて退場処分となると、以降は人数で勝るチリが試合の
主導権を握るも、スイスの堅守は崩れることなく、両チーム
無得点のまま前半を終えた。

後半も攻めの姿勢を貫くチリのビエルサ監督は積極的に
交代のカードを切ってきて、南米予選で10得点したエース、
スアソら２選手を下げ、20分にも３人目の交代を行った。

　その途中出場したパレデス、ゴンサレスが決勝点に絡む
采配がみごと的中。後半30分、縦パスで抜け出した
パレデスがスイスＧＫベナリオをかわしペナルティエリア
右奥からファーサイドにあげたクロスに、ゴンザレスが
ヘディングシュート。攻めに攻めたチリがスイスの堅陣を
とうとう破った。このままチリも1点を死守し、スイスから
勝ち点3を奪い、2戦2勝としグループＨ組のトップ。
スイスは1勝1敗で勝ち点３のまま。