31日付の米紙ニューヨーク・タイムズが、野球の米独立
リーグで29日にデビューしたチコ・アウトローズの
吉田えり投手(18)の記事をスポーツ面トップに掲載した。
「ナックル・プリンセスが登場」との見出しと写真付きで、
ナックルを武器に元大リーガーを相手に登板した様子や、
日本語のボードを掲げた観客の応援ぶりなどを伝えた。
川崎市で育ち、米国では一般家庭にホームステイして
英会話学校に入学手続きを取ったことなども紹介。
カリフォルニア州チコに本拠を置くアウトローズ所属の
吉田えりは、29日のシマロンズ戦に公式戦初登板し、
先発で3回を本塁打を含む5安打4失点だった。
同紙は、監督、チームメートやファンに吉田自身の
辛抱強さを示したとし、日本ハムでもプレーした経験
を持つゼネラルマネジャーのマイク・マーシャル氏が
「わたしが日本に行った時は通訳やマンション付きで、
すべてが用意されていた。えりは18歳で家族から離れて
ここに来ている」と感嘆する談話も載せられたという。
同紙は、大リーグの傘下にない独立リーグについても触れ、
メジャー経験を持つ相手チームの選手の「観客を楽しませる
という意味ではいいかもしれない」との談話も紹介している。
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