ワールドカップW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)
開幕を翌日に控えた10日午後2時(日本時間同9時)、
日本代表は同国ジョージ(George)でジンバブエ代表と
最後の実戦となる30分3本の練習試合を行い、0-0で
引き分けとなった。
ここ5試合でわずか1得点。不安ばかりを抱えて本番に
臨むことになった。
対戦相手は当初予定されたモザンビークから変更された。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング45位の日本に対して、
W杯に出場しないジンバブエは110位。しかも、急きょ対戦
が決まり、試合当日の朝に会場の南アフリカのジョージ入り
した。日本は30分のゲームを3本とも、ずっと押しまくった。
「チャンスはつくったんだから、進歩はしているでしょう」と
闘莉王(名古屋)選手は前向きな姿勢をみせているも、
ただ日本代表は相変わらずゴールの空気はいっこうに
感じられない。
主力組のワントップは対外試合では初めて本田
(CSKAモスクワ)選手を起用するものの、ポスト役として
前線の起点にはなったが、本田らしさは消えてしまった。
シュート数は0本。期待された左足がうなりを上げることは
なかった。岡田監督は「調子はあがっている」と中村俊輔
選手を評価しつつも、得点への起点となる背番号「10」を
1回目の30分メンバーには起用しなかった。元日本代表
監督フィリップ・トルシエ監督のいうような、中村俊輔選手
と本田圭佑選手の連動は今だ見られていない。
日本代表にとって1次リーグ初戦、W杯の「鍵」となる
カメルーン戦は14日に行われる。
0 件のコメント:
コメントを投稿