南アフリカ×メキシコ戦はドロー! サッカーワールドカップW杯開幕戦

サッカーのワールドカップ2010Ｗ杯（2010 World Cup）
南アフリカ大会が１１日、ヨハネスブルク（Johannesburg）の
サッカー・シティ競技場（Soccer City Stadium）で開幕した。

ホスト国で１次リーグＡ組の南アフリカは開幕ゲームで、
メキシコと対戦。南アフリカが、格上のメキシコを相手に
健闘で開幕戦を1-1で引き分けドローとなった。
過去18大会でも開催国は初戦で負けたことがない。


メキシコのキックオフで試合開始。
名将パレイラ監督が率いる南アフリカは、イングランドで
プレーするＭＦのピナールや守備を統率するＤＦモコエナら
主力が順当に先発。同国が掲げる「人種融合」の象徴、
白人ＤＦのブースはベンチからのスタートとなった。　
一方のメキシコは、ともに２１歳のベラ、ドスサントスら
期待の若手がスタメンに名を連ねた。

南アフリカは後半１０分すぎ、MFチャバララが左足で決めて
先制。後半終了間際、ムペラが惜しいシュートを放ったが、
枠に嫌われた。メキシコは精度の高いパスやクロスで
何度も好機を演出しながら得点を決めきれなかったが
後半３０分過ぎ、左からのクロスに合わせたマルケスの
シュートで同点に追いつき1-1のドローとなった。

開催国は初戦で負けたことがないという神話を、4年後
ブラジルにも引き継がれた形での幕開けとなった
ワールドカップＷ杯南アフリカ大会。
各大陸予選を勝ち抜いた３１チームと開催国の南アフリカ
が参加。４チームずつが８組に分かれ、総当たりで争う
９都市１０会場で７月１１日の決勝まで、約１カ月にも渡る
大会がスタートした。