レスリングの世界選手権第4日は9日、モスクワで女子3階級を行い、
55キロ級で2004年アテネ、08年北京両五輪覇者の吉田沙保里
選手(綜合警備保障)が決勝で昨年59キロ級優勝のユリア・ラドケビッチ
選手(アゼルバイジャン)を2-0で下し、女子最多優勝を更新する
8連覇を達成した。五輪を合わせると10度目の世界一となった。
そして63キロ級は3年ぶりに出場した五輪2連覇中の伊調馨選手
(綜合警備保障)が決勝でエレナ・ピロズコバ(米国)を2-0で退け、
6度目の優勝を飾った。日本勢の金メダルは女子48キロ級の
坂本日登美選手(自衛隊)を合わせ、計3個となった。
4度の優勝を誇る59キロ級の正田絢子選手(京都・網野高教)は準決勝
で敗れたが、3位決定戦でカナダ選手に勝ち、銅メダルを獲得した。
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