サッカー日本代表のザッケローニ監督が17日、就労ビザ取得の
ために一時帰国していたイタリアから、4人のイタリア人スタッフ
とともに再来日した。
東京都内でアグレスティコーチ、グイードGKコーチ、アルバレッラ
・フィジカルコーチ、コラウッティ・テクニカルアシスタントととも
に取材に応じたザッケローニ監督は、「ようやく日本をベースに生活
ができる。自分の目で選手選考ができるのは非常にうれしい。まずは
日本人スタッフとイタリア人スタッフの意思をすり合わせたい」と語った。
初采配(さいはい)となる10月8日の国際親善試合アルゼンチン戦
(埼玉スタジアム)を「日本の実力を試すと同時に新しいチームを作る」
と位置付け、選考については「W杯を戦ったメンバーが中心だが、
すべての選手に代表の門戸は開かれている」と話した。戦い方については
「監督が日本人でも外国人でも、日本人の特長を尊重しなければならない。
それに、自分の欧州での経験をプラスしたい」と述べた。18日から
Jリーグを視察する予定。
そして、代表チームの通訳は、ザッケローニ監督がイタリア1部
(セリエA)トリノ監督時代にトリノでプレーした元日本代表FW大黒
選手(FC東京)の通訳、矢野大輔氏(31)が務めることになった。
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