フィギュアスケート）浅田真央選手、佐藤信夫コーチとの練習初公開＆二十歳の誕生日

バンクーバー五輪フィギュアスケート女子の銀メダリストの
浅田真央選手（中京大）が２６日、今季から師事する佐藤信夫
コーチとの練習を愛知・中京大アイスアリーナで初めて公開した。

昨季限りでロシアのタチアナ・タラソワコーチとの師弟関係を
解消した浅田真央選手。佐藤信夫コーチとの氷上で会話を交わし、
滑りの基本姿勢やスピンを確認して「一緒にレッスンしていて
落ち着く。ソチ（冬季五輪）まで見てもらいたい」と話し、
４年後の五輪まで師事する意向も示した。６８歳の名伯楽に指導を
仰いだ理由を「たくさん経験している信夫先生に習ってみたかった。
言葉の壁も大きいと思ったし、練習は日本でやりたかった」と説明。

練習は約３０分公開。日本、欧州、北米のトップスケーターが集う
今季最初の試合、ジャパンオープン（埼玉）を１週間後に控え、
スピンやジャンプの練習もこなした浅田真央選手。
この日はスケーティングを最も重視し、佐藤コーチは「スピードを
上げると体の重心が上下し安定していない」と指摘。安定させるため
には、これまでと別の筋肉を使うようで、浅田は「先生とのレッスンで
筋肉痛になった」と苦笑いした。

そして、9月25日に２０歳の誕生日を迎えた浅田真央選手は、関係者から
ケーキとシャンパンを贈られ「練習も自分で決めたことをしっかりやりたい」
と、成人の誓いを立てていた。今季シーズン初となる試合ジャパンオープン
（10月2日開幕）のスケーティングが注目される。