日本サッカー協会は9日の理事会で、アルベルト・ザッケローニ
新監督(57)以下日本代表のコーチングスタッフ7人の就任を
承認した。
7人はザッケローニ監督のほか、
コーチにステファノ・アグレスティ氏(54)と前J1川崎監督の
関塚隆氏(49)、GKコーチにマウリツィオ・グイード氏(53)、
フィジカルコーチにエウジェニオ・アルバレッラ氏(45)、
アシスタントコーチに過去10年間、日本代表で分析担当を務めた
和田一郎氏(36)、テクニカルアシスタントに
ジャンパオロ・コラウッティ氏(40)が就任。
イタリア人スタッフはいずれもザッケローニ監督と各クラブでともに
働いてきた人物で、特にアグレスティ氏は、ザッケローニ氏が指揮官
として頭角を現したウディネーゼ時代を含め、リーグ優勝を飾った
ACミランや昨季率いたユベントスでも、常にアシスタントコーチを
務めてきた人物。いわばザッケローニ氏の右腕。関係者によると、
ザッケローニ氏同様に戦術家として知られている。
関塚コーチは2012年ロンドン五輪を目指すU-21(21歳以下)
代表監督としても近く正式契約する見込み。
一方ザッケローニ新監督は9日、就労ビザ取得のため、母国
イタリアへ一時帰国の途についた。
8月29日に来日し、日本代表戦2試合やナビスコカップ2試合を
視察したザッケローニ監督は成田空港で取材に応じ、「いろいろ勉強
できた。選手ともコミュニケーションが取れ、イメージもわいてきた」
と言い、今後の選手選考については「非常にいい選手がいる。これから
を楽しみにしてください」と話した。
ザッケローニ新監督は、一時帰国中に11日(日本時間12日)に行われる
イタリア1部リーグ(セリエA)、チェゼーナ-ACミラン戦を視察し、
日本代表DF長友佑都選手をチェックする予定。再来日は17日の予定。
初采配(さいはい)は10月8日の国際親善試合で、アルゼンチンとの対戦が
予定されている。
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