サッカーJナビスコカップ､ジュビロ磐田が12年ぶり優勝！最優秀選手は前田遼一選手

サッカーＪリーグのヤマザキナビスコ・カップ決勝は３日、東京国立競技場に
３万９７６７人の観衆を集めて行われ、ジュビロ磐田がサンフレッチェ広島を
延長の末に５―３で下し、１２年ぶり２度目の優勝を果たし優勝賞金１億円を
獲得した。最優秀選手には前田遼一選手が選ばれた。


リーグ戦、天皇杯と並ぶ国内サッカーの３大タイトルの一つ、Ｊリーグカップ
の決勝は、１２年ぶりの優勝を目指すジュビロ磐田と、初優勝を目指すサンフ
レッチェ広島が対戦。

試合は１対１で迎えた後半３分、サンフレッチェが山岸智選手のゴールで勝ち
越すも、ジュビロが後半終了間際の４４分、コーナーキックのこぼれ球を
日本代表の前田遼一選手が押し込んで土壇場で再び２対２の同点。
試合は延長戦に突入する攻防戦となった。ジュビロは、延長前半１２分に、
コーナーキックから途中出場の菅沼実選手がゴールを決めて３対２と逆転し、
さらに、前田遼一選手がこの試合２点目をあげるなど２点を追加して、
５対３で激しい点の取り合いを制した。

広島は李忠成らの得点で白熱の試合を演じたが、初めてのタイトル獲得はなら
なかった。そして本試合の最優秀選手には2得点をあげた日本代表の前田遼一
選手が獲得した。