フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦の
スケートアメリカは15日(現地時間14日)、女子フリー
スケーティング(FS)が米オレゴン州・ポートランドで
行われ、女子で昨季の世界ジュニア選手権を制した16歳の
村上佳菜子選手(愛知・中京大中京高)がショートプログラム
(SP)2位からフリーで逆転し、合計164.93点で
ショートプログラム(SP)2位から逆転優勝を飾り、GP
ファイナル進出を決めた。
SPでトップに立っていた最終滑走のカロリーナ・コストナー
選手(イタリア)はミスが目立ちFSで6位と振るわず、総合で
3位だった。逆にSPで4位と出遅れていた地元のレイチェル・
フラット選手(米国)がFSでトップにつける素晴らしい演技
を見せ、総合で2位に入った。
フリースケーティング(FS)は、9番目の滑走で地元の
レイチェル・フラット選手(米国)が技術点57.85、演技構成点
53.99をマークし162.86点。
そして11番目の滑走順位だった村上佳菜子選手の得点は164.93。
技術点54.75、演技構成点55.43、110.18点だった。
スケートアメリカでの結果、村上佳菜子選手はGP第1戦の
NHK杯で3位に入っているため、今回の優勝でGPシリーズ
上位6名のみが出場できるGPファイナル進出が決定。
同じくNHK杯で優勝していたコストナーも出場を決めた。
NHK杯で2位につけていたフラットは、今後行われるロシア杯
(11月19日~)、エリック・ポンパール杯(11月26日~)
の他選手の結果次第で出場の有無が決まる。
GPファイナルは12月9日から中国・北京で行われる。
【フィギュアスケートGPシリーズ スケートアメリカ】
女子シングル結果
1位 村上佳菜子 日本 164.93
2位 レイチェル・フラット 米国 162.86
3位 カロリーナ・コストナー イタリア 154.87
4位 ジョシ・ヘルゲション スウェーデン 146.90
5位 アメリー・ラコステ カナダ 146.68
6位 ビクトリア・ヘルゲション スウェーデン 142.26
7位 エレネ・ゲデバニシビリ グルジア 139.36
8位 マエ・ベレニス・メイテ フランス 137.05
9位 キャロライン・ザン 米国 132.49
10位 ジェナ・マコーケル 英国 127.76
11位 カク・ミンジョン 韓国 125.21
12位 アレクシ・ギレス 米国 122.46
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