フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・スケート
アメリカで初優勝を果たした村上佳菜子選手(16)が16日午後、
アメリカから笑顔で帰国した。
ぬいぐるみを片手に、成田空港に降り立った村上佳菜子選手は、
長旅に少し疲れたようで、「ちょっと疲れてます。試合と飛行機の
疲れ両方です」と話した。
ショートプログラム2位で迎えたフリーの演技。
鍵となる3回転、3回転の連続ジャンプで勢いに乗ると、その後の
3連続ジャンプも完ぺきに決め、16歳になったばかりとは思えない
堂々とした演技を披露した。
カロリナ・コストナー選手(イタリア)、レイチェル・フラット選手
(アメリカ)を抑え、グランプリシリーズ初優勝を果たした。
村上選手の金メダルを見つめながらの第一声は、
「すごくうれしいです。次も頑張ろうって、すごく思います!」
だった。
これで、12月に中国・北京で開催されるグランプリファイナル進出も
決定し、世界の頂点へ挑む夢の切符を手にした。
村上佳菜子選手のコーチ、山田満知子コーチは「(浅田)真央ちゃんは
ダントツ1位でしたから、一緒にはならないですけど、佳菜もこれから
追いつくように頑張りたいと言ってますので、頑張ります」、
「(一番いいところは?)明るいところかな」と話した。
そして、村上選手は「結構、ルンルンです。だけど、まだ直すところも
あるので、そういうところは練習しなきゃなって思ってます。
GPファイナルでは、パーフェクトに近い演技ができたらいいなと思って
ます」と話した。
浅田真央選手が、同じシニアデビュー年に、女王スルツカヤ(ロシア)を
下し、GPファイナル初出場初優勝を飾っているだけに、憧れの浅田真央
選手に対しGPシリーズスケートアメリカでの優勝は大きく、
「これで真央ちゃんたちに少しは近づけたかなと思う」と試合後語った
村上佳菜子選手。158センチの小さな体に、大きな自信を植え付け、
浅田真央選手と同じGPファイナル優勝の夢に挑む。
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