国内男子ツアーのカシオワールドオープンは25日、高知県のKochi黒潮
カントリークラブ(パー72、7300ヤード)で開幕。
逆転賞金王を目指す石川遼選手(19)は首位と5打差の39位で初日を
終えた。
インスタートの石川遼選手は、前半3つのバーディーを奪うなど
2アンダーで折り返したが、後半はバーディーをひとつも奪えず、逆に
5番をボギーとしてしまい、1アンダーにスコアを落とした。
前週ダンロップフェニックスを制して賞金ランク3位に浮上した
池田勇太選手が5アンダー67をマーク。賞金ランクトップの金庚泰選手
(韓国)ら並びと2位タイと好スタートを切った。一方、賞金ランク2位の
石川遼選手は3バーディ、2ボギーの1アンダー71で回り39位タイ。
単独トップには6アンダー66をマークした田中秀道選手が立っている。
現在の賞金ランクでは1位の金庚泰選手が約1億7,400万円。約3,200万円差
の2位で石川遼選手、約4,100万円差の3位で池田勇太選手が追走している
状況だ。シーズンの残り試合は優勝賞金4,000万円の今大会と、同じく
優勝賞金4,000万円のゴルフ日本シリーズJTカップの2戦のみ。仮に今大会で
金庚泰選手が石川遼選手、池田勇太選手より上位に入り、かつ石川遼選手より
800万円多く賞金を加算した場合、その時点で金庚泰選手の賞金王が決定と
なる、賞金王争いのかかった大事な大会となる。
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