三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ､石川遼8位､今田竜二･宮本勝昌が首位！

男子ゴルフの三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズは１２日、
静岡県御殿場市の太平洋Ｃ御殿場Ｃ（７２４６ヤード、パー７２）
で第２ラウンドが行われ、前日ともに３位だった今田竜二選手と
宮本勝昌選手が通算６アンダーでトップに立った。

初日２アンダーの１４位だった石川遼選手は、３バーディー、
３ボギーで通算２アンダーの８位。
快調にスコアを伸ばした、石川と同組の今田竜二選手。４番、５番、
１１番でバーディーを奪い、リーダーボードのトップに駆け上がった。

石川にとって、米ツアーを主戦場にする今田は格好のお手本、
米ツアー屈指のアプローチ巧者といわれる今田の小技を吸収しようと
している。さらに海外でのプレー経験も手本になる今田竜二選手。
１４歳で、ゴルフ留学で単身米フロリダ州に渡り、ジョージア大を
中退してプロに転向。米ツアーで１勝を挙げている。距離が長い上、
粘り強い洋芝のラフや強風といった日本にはない難コースに慣れている上、
厳しい下部ツアーから昇格したたたき上げ、流暢な英語も話す、
心身ともにタフな選手。

３位は１打差で谷口拓也選手、前日首位の手嶋多一選手は通算４アンダー
で４位。賞金ランク１位の金庚泰選手（韓国）は通算１オーバーの２５位。
賞金ランク４位の池田勇太は通算５オーバーにとどまり、６３位で８月の
ＶａｎａＨ杯ＫＢＣオーガスタ以来、今季３度目の予選落ちとなった。
通算５オーバー、６０位までの６２選手が決勝に進出した。