カシオワールドオープンゴルフ､石川遼8位浮上も松村道央選手が優勝！賞金王は最終戦へ

男子ゴルフのカシオワールドオープンの最終日が28日、高知県
Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ（７３００ヤード、パー７２）で行われ、
3日目18位からスタートで逆転賞金王を狙う石川 遼選手(19)が、
猛チャージを見せた。

逆転優勝、逆転賞金王へ向けて挑んでいるカシオワールド
オープンの最終日で石川遼選手がバーディーラッシュを見せた。
トップタイでスタートした池田勇太選手(24)がスコアメークに
苦しむ中、石川遼選手は3番で最初のバーディーを奪うと、さらに
6番では、セカンドショットをピンそばにぴたりと寄せ、またも
バーディー。石川遼選手は9番、さらには10番でも連続バーディーとし、
迎えた13番、この日5つ目のバーディーを奪い、大きくガッツポーズ。
鬼気迫る表情を見せた。
しかし17番、ここまでノーボギーだった石川選手が、勝負どころで
痛恨のボギーで猛チャージもここまで。結局5バディー、１ボギーの
６８で回り通算９アンダーの279で8位タイまで巻き返したが、
優勝には届かなかった。

優勝争いは、松村道央選手（27）が13アンダーで並んだ金度勲選手
（21､韓国）とのプレーオフを制し、今季２勝目を上げた。松村選手は、
自身初の年間獲得賞金１億円を突破。
賞金ランク３位で３日目首位の池田勇太選手（24）は３バーディー、
３ボギーの７２とスコアを伸ばせず、通算１０アンダー２７８で
５位に終わった。

賞金ランク１位の金庚泰選手（24､韓国）は２バーディー、５ボギーの
７５とスコアを落とし、２０位と順位を下げた。

これにより、賞金王の行方は最終戦日本シリーズＪＴ杯（12月2日開幕、
東京よみうりＣＣ）へ持ち越しとなり、石川遼選手、池田勇太選手にも
逆転賞金王の可能性を残した。