イギリスメディアは2日、イングランド・プレミアリーグの
リバプールFCが、数日以内に中国の実業家によって買収
される可能性が高いと報じた。
噂の実業家は、香港を拠点とする投資企業QSLスポーツ
を率いるケネス・ファン氏。同氏は、4月から売りに出さ
れていたリバプールを買収するため、同クラブの債権を
もつ英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
と交渉中だと報じられている。ファン氏は、リバプールが
抱えるRBSに対する債務を一掃することやロイ・ホジソン
監督に移籍市場用の資金を提供することを提案している
ともいわれており、新スタジアムの建設も計画している。
ファン氏は、中国では野球やバスケットボールに関心が
高いことで有名で、前年には米プロバスケットボール協会
(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズの株式の15%を
取得している。
現在の共同オーナー、米国人のジョージ・ジレット氏と
トム・ヒックス氏は、2007年3月に同チームを2億1890万
ポンド(約300億円)で買収したが、翌年2人は2つの銀行
から3億5000万ポンド(約480億円)の借り換えを行うも、
リバプールは約1億500万ポンド(約140億円)の債務を
抱えることとなった。
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