去就が注目されるフランス2部グルノーブルの
日本代表MF松井大輔(29)が17日、W杯
南アフリカ大会後初めて公式戦に出場した。
ホームのアンジェ戦に先発出場すると後半30分
までプレー。チームは0―2で敗れたが、松井自身
は持ち味のドリブル、相手DF陣を切り裂くような
スルーパスを連発。好調ぶりをアピールした。
試合後は「自分の体調を取り戻すという意味では
いい試合だった」と笑顔で振り返った。あくまで
今夏の移籍を前提としており、自身のコンディション
には手応えを感じた様子。
そして注目の去就についても言及。「来週には決まる
と思う。決まらなかったら(移籍先の)枠を広げても
いい。日本復帰というのもありかな」。規定で今季
Jリーグの残り試合出場は不可能だが意味深なコメント
を残した。
W杯の活躍で評価の高まった松井については、スペイン
の強豪ラコルニャをはじめロシア、ドイツ、フランス
などの複数クラブが獲得に名乗りを上げていた。中でも、
ポルトガル1部の強豪スポルティング・リスボンとは7月
の段階で大筋で合意し、現在もクラブ間を含め最終的な
交渉を継続している。ただ長期化しているのも事実で、
他クラブとも話し合いを進めている状況だ。
関係者も「できれば2、3日中には決めたい」と言い、
注目を集める松井の移籍が、来週にも決定する見通しとな
りそうだ。
MF松井の過去の在籍クラブは、鹿児島実高から00年に
京都入りし、04年まで在籍。04~05年シーズンから
ル・マンで4シーズンプレーし、08~09年は
サンテチエンヌ、09~10年はグルノーブル。
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