日本スケート連盟は8日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで、
フィギュア特別強化選手らの合宿を公開した。3月の世界選手権女王の
浅田真央選手は、6月から師事する長久保裕ジャンプコーチとの
練習風景を初披露した。
浅田真央選手は今季、ジャンプを基礎から作り直し中。武器の
トリプルアクセル(3回転半)などを計30回以上も跳んだ。
成功率はまだまだで、長久保コーチは「だいぶできてきたが、
まだまだ安定感がない」コーチが氷上で手を取って指導する場面も
みられた。
本来なら曲をかえて新プログラムを作りあげている時期だが、
まだジャンプが完全でないため、今季のプログラムについて浅田は
「まだ通しで練習していない」とも。今季のフリー「愛の夢」では、
今年のバンクーバー五輪で金妍児(キム・ヨナ)選手が出した
150・06点の世界最高を上回る演技構成を練っている。
連続3回転ジャンプを2つ入れ、3回転半も2つ。1つは基礎点が
1・1倍になる後半に持ってくる。ただ、現状ではとても間に合う
状態じゃないと長久保コーチも危惧する。
そして、タラソアコーチ以来の全体を指導するメーンコーチも、
関係者によると「10月に間に合うかどうか」の状態。それでも、
これまで何度もスランプを克服してきた、浅田真央選手。
浅田は「最終的に来年の世界選手権(3月・東京)に間に合えば」
と自らに言い聞かせていた。銀メダルを獲得したバンクーバー五輪後
「新しいスタート」と位置づける今季。まだ始まったばかりだ!
0 件のコメント:
コメントを投稿