日本サッカー協会の原博実強化担当・技術委員長は24日、
次期代表監督選びが難航しているため、9月に行われる
国際親善試合のパラグアイ戦(4日、横浜)とグアテマラ戦
(7日、大阪)で自らが代行監督を務めると発表した。
原委員長は、Jリーグの浦和レッドダイヤモンズとFC東京で
監督経験がある。
W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で日本を自国開催
以外では初となる16強入りに導いた岡田武史監督との契約が
8月末で切れるため、原委員長が後任監督の選考にあたっていた。
海外で監督候補と面談をしていた原委員長は同日帰国し、
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードの監督を5月に解任
されたマヌエル・ペジェグリーニ氏、ギリシャ1部リーグの
オリンピアコスの監督に就任したエルネスト・バルベルデ氏との
交渉が決裂していたことを明かした。
選考基準について原委員長は、日本代表がもうワンランク上に
行くために、より高いレベルで実績がある人、日本をリスペクトし、
日本らしさや日本の特長を生かしたサッカーを実現できる人と説明
している。
原委員長は名前を明かしていないが、複数の候補者と交渉を続けて
いるとし、協会が返事を待っている候補者もいると話している。
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