フランス2部グルノーブルの日本代表MF松井大輔選手(29)が
ロシアの強豪トム・トムスクに3カ月間の期限付き移籍する
ことが25日、有力となった。複数の関係者が明らかにした。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後、7月にはポルトガル
の名門スポルティングと大筋合意したが移籍金を含めた
クラブ間交渉がまとまらず、急転ロシア移籍に方向転換した。
57年創立のトム・トムスクは西シベリアの大都市
ノボシビルスクに本拠を構え、04年までは優勝争いの常連。
現在は10位だが、90年W杯イタリア大会でカメルーンを
8強に導いた名将ヴァレリー・ニポムニシ氏(67)が指揮を執る。
広島時代の01年にはDF闘莉王(名古屋)、駒野(磐田)らを
見いだし、現在も元神戸のDF金南一が在籍するなど
アジリティーに優れたアジア選手を好む。
移籍が実現すれば、日本人のロシア1部への移籍は3人目。
9月26日にはMF本田圭佑の率いるCSKAモスクワと、
10月31日にはFW巻誠一郎が所属するアムカル・ペルミと
激突する。今後はクラブの意向次第だが、松井大輔選手始め
日本のファンにも楽しみな直接対決が待ちうけることになる。
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