サッカー日本代表は7日、国際親善試合キリンチャレンジカップの
アルゼンチン戦(8日、埼玉スタジアム)に向けた最終調整を行った。
午前は埼玉県内で1時間半、非公開で紅白戦とセットプレーの確認。
午後は会場の埼玉スタジアムで1時間、11対11のゲーム形式など
を行った。初采配(さいはい)となるアルベルト・ザッケローニ監督は、
「非常に落ち着いている。選手にはいいプレーをしてもらいたい」と語った。
右ひざ痛の闘莉王選手(名古屋)は別メニューのランニングなどだけで
切り上げ、試合は欠場の見通し。午後の練習では、本田拓哉選手(清水)が
右足内転筋痛のため冒頭から別メニュー、松井大輔選手(トム)は左ひざ
痛のため途中で退いた。
アルゼンチン代表も7日午後、東京都内で軽めの最終調整を行った。また、
前日の記者会見でセルヒオ・バティスタ監督は、「親善試合でも真剣勝負で臨む」
と意気込みを示し、前日来日したエースのメッシ(バルセロナ)について
「(痛めていた右足首は)回復している。フィジカル的には準備は万全」と話した。
同監督は、ワールドカップ(W杯)後にマラドーナ前監督が解任されたのを受け、
暫定監督としてチームを引き継いだ。9月の親善試合ではW杯王者スペインに
快勝、ザッケローニ新監督の初戦となる日本代表に対しては、「秩序があり、
技術的にもいいレベル。(新監督のことは)よく知っているが、(日本の)
やり方は変えてこないのでは」と語った。また、注目選手として本田圭佑選手
(CSKAモスクワ)、森本貴幸選手(カターニア)を挙げた。
今回6年ぶりの来日となったFCバルセロナでアルゼンチン代表の世界が注目の
リオネル・メッシ選手は、「やっと日本に着いたよ!」と7日に自身が日本
で行っている公式ブログを更新し「日本はこのブログのお陰で、より身近に
感じている国、でも一番は試合を楽しんでもらうこと」とファンに語った。
参考公式サイト:リオネルメッシ(日本語ブログ)
国際サッカー連盟(FIFA)のランキングは、アルゼンチンが5位、
日本は30位。過去の対戦成績は日本の6戦6敗。
サッカー日本代表は8日午後7時50分から、埼玉スタジアムで
ザッケローニ監督就任後の初戦となるキリンチャレンジ杯の
アルゼンチン戦を行う。FWメッシ(バルセロナ)らスター軍団を
擁する世界屈指の強豪相手に、新生日本代表がどんな戦いぶりを
見せるかが注目される。
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