ブリヂストンオープン､石川遼が9ｱﾝﾀﾞｰの猛チャージ22位､池田勇太が大会連覇！

男子国内ゴルフツアー、ブリヂストンオープン最終日、２４日に
千葉・袖ヶ浦ＣＣ袖ヶ浦Ｃ（７１３８ヤード、パー７２）行われ、
前日２打差の２位に浮上した池田勇太選手（２４）が、６２で回り
逆転、通算２３アンダーで大会連覇を飾った。
池田勇太選手は今季３勝目、ツアー７勝目となった。
一方の石川遼選手（１９）は８バーディー、ボギーなしの６４で回り、
通算９アンダーで２２位に入った。

池田勇太選手は前半五つのバーディーで首位に浮上すると、後半には
４連続バーディーを奪って勝負を決めた。
９月のコカ・コーラ東海クラシックでツアー初優勝を達成した松村道央
選手（２７）が通算２０アンダーで２位。３位は１８アンダーで朴宰範
選手（韓国）。前日首位に浮上した片山晋呉選手（３７）は最終日の
今日はスコアを２つしか伸ばせず１７アンダーで４位だった。
賞金ランキング２位の藤田寛之選手（４１）は単独６位、トップの金庚泰
選手（韓国）は７位タイに終わった。

世界選手権シリーズ「ＨＳＢＣ選手権」の出場が内定した石川遼選手は、
インスタートの出だし11番でバーディを先行させると、その後は14番から
3連続バーディを奪取。安定したティショットと、キレが戻ったアイアン
ショットで順調にスコアを伸ばすと、後半に入っても勢いは衰えず2番と3番、
上がりの8番と9番で連続バーディを奪い、8バーディ・ノーボギーの“64”、
スコアを8つ伸ばしトータル9アンダー22位タイに浮上し4日間の競技を終えた。
「やっと現在の賞金ランキングや成績とマッチするようなラウンドになって
くれました」とラウンド後に少しホッとした表情をみせた石川遼選手。
遅すぎたチャージで優勝争いに絡むことはできなかったが、集まった大勢の
ファンの前でバーディショーを魅せることができた。


【ブリヂストンオープンゴルフ】
最終日順位
1位　-23　池田勇太
2位　-20　松村道央
3位　-18　朴宰範(パク・ジェーブン)
4位　-17　片山晋呉
5位　-16　小田孔明
6位　-15　藤田寛之
7位T　-14　増田伸洋、金庚泰(キム・キョンテ)他2選手
22位T　-9　石川遼 他4選手