hot sports: 日本代表監督、後任人事決まらず・・

2010/07/27

日本代表監督、後任人事決まらず・・

南アW杯日本代表の指揮を終えて退任する岡田武史監督(53)の
後任決定が、大きく遅れていることが25日分かった。
先日就任したばかりの日本サッカー協会の小倉純二新会長が、
いろいろ候補監督の名前はあがるものの、いまだにどの候補者とも
交渉していないと明言。新体制での初戦となる9月4日の
国際親善試合、パラグアイ戦が、監督不在のまま行われる可能性も
出てきた。

犬飼前会長からバトンを受け継いだ小倉新会長は、注目の次期
日本代表監督選定について、「大仁副会長と原委員長に任せている」
と説明。自身は選手経験がないこともあり、原博実技術委員長らに
託すことを明言した。電撃的な会長交代だったが強化部門は留任し、
監督人事が白紙に戻ることはなかった。原委員長は海外に渡り、
引き続き人選中。しかし、小倉会長は「まだ候補者の名は挙がって
きていない」と話した。南アW杯で敗退してから1カ月たつが、
交渉さえ開始されていないという。02年日韓W杯後のジーコ監督、
06年ドイツW杯後のオシム監督就任は、大会終了時にほぼ固まって
いたのと大差だ。

9月4日には新体制での初戦が組まれているが、小倉会長は
「(新監督を)9月9日の理事会では決めたいが、状況によっては
追認になるかも」と、試合当日は監督不在の可能性を口にした。
さらに、「決まらなければ原(委員長)がいる」と代理監督構想まで
飛び出し、冗談に終わらないこともあり得る。
「急ぐより、いい監督を」と考える小倉会長だが、遅すぎる人事に
不安の声も。

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