サッカーのイタリア1部のインテル・ミラノは1月31日、
日本代表DF長友佑都選手(24)を同1部チェゼーナから
期限付き移籍で獲得したと、公式ホームページで発表した。
インテルは「チェゼーナからアジア王者の一員が加入した」と
声明を出した。冬の移籍市場最終日に行われたこの契約では、
インテルのダビデ・サントンがチェゼーナに期限付きで移籍する。
インテルは冬の補強がFWパッツィーニらの獲得で終了したと
していたが、DFクリスティアン・キブの故障やサントンの不調
から左サイドバックが必要になった。
FC東京から今季チェゼーナに移籍した長友は29日のアジア杯
(アジアカップ)決勝でも延長後半、李忠成の決勝ゴールを生む
アシストを決め、元インテル監督のアルベルト・ザッケローニ監督
が指揮する日本代表の優勝に貢献した。
長友佑都選手は30日、アジアカップを終え、「ステップアップ
したい気持ちが強いし、ビッグクラブに行きたい」と話し、
イタリアに戻ったばかりだった。
インテルはイタリア・ミランに本拠地を構えるチームで、昨年欧州
チャンピオンズリーグ(CL)、クラブワールドカップで優勝した
強豪。欧州CL優勝3回、リーグ優勝18回の実績があり、現在は
オランダ代表のスナイデル選手やカメルーン代表エトー選手、
アルゼンチンのディエゴ・ミリート選手など名だたる数々のスター
選手揃いのチーム。リーグ5連覇中だが、今季は1月30日現在
インテルは4位。昨年12月に元鹿島MFのレオナルドが監督に就任
している。
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