サッカー)祝賀会にザッケローニ監督イタリアから駆け付け「チーム一丸に価値」

サッカー男子のアジア・カップ優勝と広州アジア大会の
男女金メダルを祝うパーティーが21日、選手や関係者
約160人が出席し東京都内のホテルで開かれた。

イタリアで休暇中の日本代表のアルベルト・ザッケローニ
監督も、日本滞在わずか２６時間という強行日程で、同日朝
に来日。「駆け付けるのは当然。私がここにいないわけには
いかない」と話すと、会場から大きな拍手が起こった。
ザッケローニ監督は「困難な状況から試合ごとに成長できた。
チーム一丸で勝ち取った優勝だからこそ価値がある」と
アジア・カップを振り返った。

ロンドン五輪を目指す22歳以下（U22）日本代表の関塚隆監督
はアジア大会について、「いいスタートを切ったが、五輪出場
権を得たわけではない。しっかりと世界へつなげたい」と話した。　

式の最後には、Ｕ―２２（２２歳以下）日本代表の関塚監督、
なでしこジャパンの佐々木監督らとともに三本締めに挑戦。
１人だけリズムが合わず、冷静なザッケローニ監督には珍しく
汗をぬぐう場面が垣間見れた。わざわざイタリアから駆け付け
「チーム一丸」を唱える姿勢は日本人よりも日本人らしい
素晴らしい監督、人柄に感銘すら受ける。