ジャパン・ゴルフツアー表彰式､石川遼選手がMIP賞･特別賞など4冠受賞！

日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）は６日に都内で表彰選手を
発表し、昨年９冠の石川遼選手(19)はバーディー率、各部門の
数値をポイント化したＵｎｉｓｙｓポイント、ファンが選ぶＭＩＰ賞、
特別賞の４冠にとどまり、来季の巻き返しを誓った。

最優秀選手には藤田寛之選手（41）が初めて選ばれ、薗田峻輔選手
（21）が最優秀新人賞に選ばれた。

2年連続の賞金王は逃したが、今年も石川遼選手が主役だった
日本ゴルフ界、この日もパリッとしたスーツ姿もよく似合う
石川選手は、ゴルフファンが最も輝いていた選手を選ぶMIP賞や
特別賞など、4つの賞を受賞した。

石川遼選手の今シーズンは、1月のスキー合宿でスタート。
一方、オフの日でも相変わらずの忙しさで、献血や紳士服ＣＭに
はたまた確定申告のイメージキャラクターまで務めた。
また、プレーでも圧倒的な印象を残し、5月の中日クラウンズでは、
衝撃の世界最少スコア58を出し、ギネスブックにも認定され、
これが今回、特別賞を受賞した大きな理由となった。
石川選手は「たくさんの方々の気持ちが、僕のゴルフボールに
乗り移ってくれたのかなと」と話した。
さらに5日は、日本シリーズの最終18番でもバーディーを奪い、
これでバーディー以上は今シーズン350と、ツアー選手中トップと
なり、バーディー率賞を獲得した。

そして6日の表彰式のあとのトークショーでは、石川遼選手以上に
注目を浴びた選手、池田勇太選手(24)は「きょうは一番、地味な
服を着てきました。ライトに当たると、ちょっと光るんですよね。
普通にしていればそんなに派手じゃないんですけど、なかなか他の
選手が着られないようなものを、やっぱり着ないとね」と変らずの
マイペースぶりで池田選手の衣装の話題でも盛り上がった。

来春の国内ツアー開幕までの予定について「スケジュールは今年と
ほとんど変わらないと思う」と言及。来季は１月７日開幕の欧州対
アジアの対抗戦、ザ・ロイヤル・トロフィーを皮切りに、米ツアー
数試合や日本ツアーを経て、世界ランク（現在３６位）で３年連続
出場が確実視される４月のマスターズ・トーナメント（オーガスタ）
に臨む予定だ。