日本ハム・ドラフト1位の斎藤佑樹投手(22)=早大=が
26日、東京・西東京市の早大東伏見グラウンドで今年の
練習を締めくくった。
有馬記念予想で本命としていた(1)ヴィクトワールピサが見事
優勝するなど、最後の最後まで持ってる男の本領を発揮。それ
でも浮かれることなく、着実にプロ入りに向けての調整準備に
余念がない姿勢を貫いている。
競馬は全く分からないという佑ちゃんだったが、グアム卒業旅行
から帰国した24日に、記者から競馬の有馬記念の予想まで聞かれ、
斎藤が本命にあげたのが(1)ヴィクトワールピサ。
「(レースは)いつなんですか?(競馬は)本当に全然、わから
ないんですよ」と強調した上で、「数字は1が好きなので1番。
みなさんに頑張ってほしい」と話していた“持ってる”佑ちゃん。
そしてこの日、希代のスターに指名されたヴィクトワールピサが、
難攻不落の女帝ブエナビスタを破った。単純確率でも15分の1。
驚くというより納得をしてしまう、やっぱり持っている男だ。
馬券は買っていないため、おいしい思いはしていないが、この日は
早大グラウンドで今年最後の練習を行い、すがすがしい表情を見せた。
上下とも日本ハムカラーでもある黒のトレーニングウエア。社会人
野球に進む同級生たちとポール間ダッシュやキャッチボールを
計約1時間。晴天の中、心地よい汗を流した。
多くのイベントに出席するなど多忙な中、コツコツと進めてきた卒論も
「ほぼ終わりました」。プロ入りへ向け、着実に準備は整っている。
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