hot sports: フィギュア村上佳菜子選手、僅差で3位!鈴木明子4位、安藤美姫届かず5位!

2010/12/12

フィギュア村上佳菜子選手、僅差で3位!鈴木明子4位、安藤美姫届かず5位!

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位選手が
争うGPファイナル最終日は11日、中国・北京の首都体育館で
行われ、女子は初出場でショートプログラム(SP)で3位に
つけた16歳の村上佳菜子選手(愛知・中京大中京高)がフリーで
2位と健闘し、合計で自己最高の178・59点をマークして3位
となった。

優勝はアメリカのアリサ・シズニー選手。2位にイタリアのカロリーナ・
コストナー選手が入った。
鈴木明子選手(邦和スポーツランド)は4位、安藤美姫選手
(トヨタ自動車)フリーで1位だったものの、前日のショートプロ
グラム(SP)の得点が響き、総合で5位に終わった。


村上佳菜子選手は、自己ベストを更新しフリーで2位に
なったものの、2位のコストナー選手との差はわずか0.01点
及ばなかった。今季シニアデビューしたばかりの村上佳菜子選手が
女子の日本勢最高の3位。「ちょっと悔しいけど、一つ(ジャンプを)
失敗しているので当たり前かな」と、村上選手の屈託のない笑みが
こぼれた。

しかし、村上佳菜子選手のフリーの内容は、SPと同じく、冒頭の
2連続3回転ジャンプは成功。だが、3番目に予定していた3回転
フリップ-ダブルアクセル(2回転半)の連続ジャンプは失敗し、
単発1回転になり、11月のスケートアメリカと同じ展開をたどったが、
その経験を早くも生かす驚きの演技を魅せた。中盤の3回転フリップを
コンビネーションに変更し、得点の積み上げに成功。「同じ失敗をして
いるので、練習してきた」と胸を張った。

フリーはジュニア時代よりも30秒長い上に演技要素も多く、村上佳菜子
選手にはスタミナ面での心配もあったが、最後のスピンもレベル4評価と
まったく息切れしなかった。

GPファイナル初出場初優勝を果たした浅田真央選手(中京大)や金妍児
選手(キム・ヨナ,韓国)には及ばなかったものの、成長を続ける16歳が、
全日本選手権で再び女王の座を目指す。

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