男子ゴルフの賞金王争いがかかった最終戦、日本シリーズJTカップ
が東京よみうりCC(7016ヤード=パー70)で2日開幕した。
初日、逆転賞金王に優勝が絶対条件の池田勇太選手はボギーなしの
7バーディーと完璧な内容の63で単独首位に立ったが、石川遼選手は
76で首位と13打差の最下位と出遅れ、明暗を分けた。
そして賞金トップの金庚泰(韓国)選手は66で5位と好スタート。
2位は65の藤田寛之、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、
富田雅哉選手らがつけた。前年優勝の丸山茂樹選手は71で23位。
大逆転のを賭けた最終戦初日、気合のこもる石川選手は、スタート
ホールの1番から魅せ、見事なバックスピンでバーディーチャンスとしたが、
肝心のパットで精彩を欠き、バーディーとはならず、不安のよぎる
形から始まった。
さらに石川選手は、6番のティーショットを林に打ち込んでしまい、
スタッフとボールの行方を追ったが、結局、見つかることはなくOBと
なってしまった。さらには、4・5・6番とまさかの3ホール連続ボギーと
してしまった。
一方、同じ組で回るライバル2人、賞金ランクトップのキム選手は、6番で
イーグルを奪い、石川選手にプレッシャーをかける。
そして極めつけは11番、石川遼選手の第3打は、木の枝にボールが引っか
かってしまい、落ちてこなかった。それによりこのホールは、トリプル
ボギーとなった。12番では、意地のチップインバーディーを見せるも、
初日は、6オーバーの28位で、単独最下位となってしまった。
男子ゴルフの賞金王争いは、石川 遼選手(19)、池田勇太選手(24)、
キム・キョンテ選手(24)の三つどもえの争い、最終戦の日本シリーズ
JTカップで、最終戦までもつれた賞金王争いは、トップのキム選手と
石川選手の差がおよそ2,900万円で、石川選手が逆転するには、
この大会で優勝して、キム選手が3人並びの2位タイ、もしくは単独3位
以下が条件となる。さらに3位の池田選手にもチャンスがある。
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