ロッベン負傷! W杯入り微妙に! オランダ代表6-1でハンガリーに大勝

サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で
日本と１次リーグＥ組で対戦するオランダ代表の
エースＦＷロッベン（バイエルン・ミュンヘン）が５日、
アムステルダムでのハンガリーとの強化試合で
左太もも裏側を痛めるというアクシデントが起きて
しまった。ロッベンはチームを離れて６日に検査を
受け、南ア入りも遅らせるという。

この日オランダ代表はハンガリー代表と対戦し、
６－１で圧勝した。
開始６分に守備のもろさを突かれてハンガリーに先制を
許したオランダだが、ファン・ペルシのゴールで追いつき、
ハーフタイムを迎えると、後半は相手を圧倒。５６分の
スナイデルのゴールを皮切りに、後半から交代出場した
ロッベンが２ゴール、ファン・ボメルとエリアにもゴールが
生まれ、大量６ゴールで白星を飾った。


しかしこの試合で2得点を挙げたロッベンに、試合の終盤
で待ち受けていたのは不運なトラブルだった。ロッベンは
６―１の大勝に貢献したが、オランダのファンマルウェイク
監督によると「後半４０分ごろに不自然な動きがあった」と
いう。同監督は６日の検査結果を見て判断するとしながらも
「現時点では南アに連れて行けない。快勝してロッベンを
失うくらいなら、負けても彼がチームに残ってくれた方が
よかった。ロッベンの代わりは考えていない」と沈痛な表情を
浮かべていた。

W杯という大舞台を目前にして、各国代表メンバーの主力選手
のケガが続いているのが気がかりでならない。大舞台だからこそ
最高の選手のプレーを待ち望むファンにとっても。