フィギュア浅田真央が村上佳菜子へ会見でエール～NHK杯グランプリ(ＧＰ)

フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦、
ＮＨＫ杯に出場する日本勢が２１日、名古屋市内で記者会見し、
２０歳の世界女王、浅田真央選手（中京大）はシニアの国際
大会で初めて対戦する５歳年下の世界ジュニア選手権覇者、
村上佳菜子選手（愛知・中京大中京高）に「小学生のころから
一緒に練習してきて、同じ大会に出るのは不思議。わくわくした
気持ちで頑張って欲しい」とエールを送った。

一方あこがれの浅田真央選手と並んで座った村上佳菜子選手は
「戦うという気持ちじゃなく、一緒に練習できるという気持ちで
うれしい。シニアっぽく滑れるように頑張りたい」と終始笑顔。

日本男子初の世界王者、高橋大輔選手（関大大学院）に挑む
ジュニアの世界王者、羽生結弦選手（宮城・東北高）も
「高橋選手みたいな世界のトップに追いつけるように、シニアの
選手にのまれないようにしたい」と抱負を語った。

またこの日の公式練習では、浅田は振り付けを確認。夕方の
ショートプログラム（ＳＰ）の練習ではトリプルアクセル
（３回転半）や２連続３回転を決めた。浅田真央選手は
「ジャンプは良い時も悪い時もある。本番で成功させたい」と
語った。
また３月の世界ジュニア選手権を制した羽生結弦選手（宮城・東北高）
と村上佳菜子選手（愛知・中京大中京高）の２人もシニアデビューを
果たす。羽生結弦選手はさっそく練習で４回転ジャンプを成功させた。
ＳＰは２２日に女子、２３日に男子が行われる。