サッカー・アジアカップ(アジア杯)第11日は17日、
カタール・ドーハで1次リーグB組最終戦2試合が行われ
日本(世界ランク29位)はサウジアラビア(同78位)と
対戦し5-0で快勝。通算2勝1分けの勝ち点7とし、
勝ち点で並んだヨルダンを得失点差で上回り、グループ1位で
8強進出を決めた。
日本代表は前半8分、遠藤保仁選手からのパスを受けた岡崎
慎司選手がゴールを決め、先制点。さらに同13分、香川真司
選手のクロスを岡崎慎司選手が今度は頭で決めて2点目。
同19分には長友佑都選手の左クロスを前田遼一選手が右足で
決め、今大会初ゴールをあげた。日本が3―0とリードして前半
を終えた。
後半は前半に警告を受けた内田篤人選手に代わり、代表戦は初出場
となるDF伊野波雅彦選手(鹿島)を投入。後半6分、その伊野波
雅彦選手の右クロスを前田遼一選手が頭で決めて4―0。後半18分
には吉田麻也選手に代わってDF岩政大樹選手(鹿島)を投入。
同35分にはゴール前で前田遼一選手のパスを受けた岡崎慎司選手が
ハットトリックとなる3点目をあげ、5―0で圧勝した。
今大会初先発の岡崎慎司(清水)が前半8分の先制ゴールを含む
3得点でハットトリックを達成し、前田遼一(磐田)も2点を奪うと
いう快勝ぶりで、1次リーグ最終戦を終えた。日本は守備陣も安定し、
今大会初めて無失点に抑えて押し切った。
2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本は1次リーグB組1位で通過し、
21日の準々決勝でA組2位の開催国カタール(世界ランク105位)
と対戦することになった。
日本の先発は、GK西川(広島)、DF内田(シャルケ)、
吉田(VVVフェンロ)、今野(FC東京)、長友(チェゼーナ)、
MF長谷部(ウォルフスブルク)、遠藤(ガ大阪)、岡崎(清水)、
香川(ドルトムント)、柏木(浦和)、FW前田(磐田)。
日本は、左足首捻挫の本田圭佑選手(CSKAモスクワ)、右太もも
負傷の松井大輔選手(グルノーブル)に代わって柏木陽介選手、
岡崎慎司選手が先発。前試合シリア戦で出場停止処分を受けたGK川島
永嗣(リールス)選手に代わり西川周作選手(広島)。
なお、松井大輔選手は怪我の負傷により戦線離脱、明日日本に帰国となる。
同時刻のB組のもう1試合はヨルダン(同107位)がシリア
(同110位)に2―1で勝ち、B組2位で通過。
ヨルダンは準々決勝ではA組1位のウズベキスタンと対戦する。
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