hot sports: 稀勢の里、大関魁皇にあっさり負越し&塩まき過ぎ怒られる~大相撲夏場所

2010/05/13

稀勢の里、大関魁皇にあっさり負越し&塩まき過ぎ怒られる~大相撲夏場所

開催中の大相撲夏場所(両国国技館)で、
将来の大関候補と期待される稀勢の里が、
三役では初めて初日から3連勝だったのだが、
4日目の昨日、勝った魁皇が首をひねるほど、
のふがいない取り組みをしてしまったようだ。

館内の大相撲ファンは、ベテランの人気大関の
4連勝を喜ぶ拍手と、次の大関にと期待される
稀勢の里のふがいなさへのため息が交錯した
ほどで、土付かず同士の一番は、大関の引き技で
わずか1秒の決着。
武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)も「せっかくいい
流れで来ていたのに。もう少し内容を期待していた
のにねえ」のあきれ顔。

 魁皇は立ち合いで右からいなしただけ。四つの
白星すべてがはたき込み。「こんな相撲ばかりだと、
だんだん自分も嫌になってくるというか…」とぽつり。
3年ぶりの4連勝スタートにも、後輩力士達のふがいの
ない取り組みに浮かぬ顔だった。

 対戦成績で14勝8敗とリードしていた稀勢の里は、
力強く「大関候補」ぶりをアピールすべき一番に、
当たり勝てず足も送れなかったのが敗因。勝負どころで
甘いからいつまでも「候補」を返上できない。
前日の勝ち星をあげた取組では、気合の表れからか、塩まきでは
2日連続で土俵下の審判まで飛ばしてしまい、友綱審判部長
(元関脇魁輝)に「もうちょっと考えろ」とお目玉をくらい、怒られる
しまつ。稀勢の里の「大関」への道のりはまだまだ険しいようだ。




 

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