hot sports: クラシコ直前!サッカー日本代表前岡田武史監督、母校早大でWOWOW「岡田ゼミ」特別開講!

2010/11/18

クラシコ直前!サッカー日本代表前岡田武史監督、母校早大でWOWOW「岡田ゼミ」特別開講!

2010FIFAワールドカップでサッカー日本代表をベスト16に導き、
今年8月にWOWOW専属サッカー解説者に就任した日本代表前監督の
岡田武史氏が、特別講義として母校の早稲田大学で『岡田ゼミ』を開催
した。
現在WOWOWのスペインサッカー リーガ・エスパニョーラ
特設サイト(wowow.co.jp/liga)で、試合を独自の視点で分析する
オリジナルコラム『岡田ノート』を好評連載中の岡田武史氏。
今回はバルセロナ対レアル・マドリードの“伝統の一戦”クラシコを
11月30日(火)目前に控えての、『岡田ノート』特別講義となった。

世界No.1プレーヤーでWOWOWサッカーイメージキャラクターの
メッシや、クリスティアーノ・ロナウドなど世界最高峰の選手が戦う
ビッグマッチの魅力を伝えた。さらに選手や部下の人心掌握術、
チームや組織のマネジメント論に加え、早稲田大学の学生に対しても
「大変な世の中ですが、ひとつのチャンスだと思って頑張って欲しい」
と熱いメッセージを送った。

今回のイベント「岡田ゼミ」では、リーガ・エスパニョーラ
“伝統の一戦”クラシコを前に、両チームの監督・選手・戦術について、
テーマごとに分析。教授として岡田武史氏、そして特別ゲストとして
1998FIFAワールドカップフランス大会をコーチとして一緒に
戦った僚友、小野剛氏が登場した。


講義では、ひとつめのテーマ『リーダーシップ』に関して、今季から
レアル・マドリードの監督に就任した世界一の名将モウリーニョ監督を
題材に設定。岡田氏は「選手に愛情を注ぎながらも緊張感を持たせて、
良い関係を築いている。社会でも部下が上司を信頼するのは、自分が
叩かれている時に矢面に立って受けてくれるか。それが信頼に繋がる。
そういう意味でも魅力を持った監督」と評価。

小野氏も「マスコミなどの外部に対して、選手を守るところがすごい。
岡田さんも日本代表監督の時、批判を受ける時は矢面に立って守って
くれた。そして、賞賛されるようになったら一歩下がって、選手の
おかげにしてくれた」と秘話を明かした。

さらに『マネジメント』については、スター選手の人心掌握について
言及。岡田氏は「個人プレーが多いと言われるクリスティアーノ・
ロナウドも、選手はみんな認めてもらいたいと思っている。だから、
上に立つ人間は部下に対して『自分は見ている』と示し、チームや
グループをひとつの方向に導くことが大切。そうすれば、マネジメントも
難しくはない」と、ビジョンを示す大切さを説明。
小野氏も「2010FIFAワールドカップ前も、岡田さんはいつも
合宿の際に『本気でベスト4を目指す』と必ず選手の前で言っていた。
それがチームをまとめる指針になった」と、岡田氏の求心力の高さを
強調した。

最後のテーマは、クラシコにあわせて『ビッグマッチ』に挑む前の
気持ちの準備について。これに対して岡田氏は「急に上手くなるわけ
ではないのだから、それまでにできることをしっかりやっておくこと
が大切。それが“自信”に繋がる。そこまでいけば、試合でも仕事
でも最後は割り切って、自分が持っている力の全てを出すだけ」と
熱く語った。

そして、クラシコの勝敗については「今回は2-1でレアルが勝つん
じゃないかと思う。バルセロナではシャビ、レアル・マドリードでは
エジルの動きがポイント」と予想。最後は母校である早稲田の学生に
向け「就職率も悪くなって、本当に大変な世の中です。でも、あきら
めないで取り組めば、必ずより高いところへ行ける。だからこの不況も、
未来に向けてのチャンスだと思って、頑張って欲しい」とメッセージを
送った。

今回のイベント「岡田ゼミ」では、11月30日(火)午前4:45に
WOWOWで放送される。

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