平和サミット賞にイタリアサッカー元代表､ロベルト・バッジョ氏！

12日から広島市で開かれるノーベル平和賞受賞者世界サミットで、
今年の｢平和サミット賞｣がサッカー・イタリア元代表FWの
ロベルト・バッジョ（Roberto Baggio,43）氏に贈られることが
決まった。

サミット事務局によると、自宅軟禁下にあるミャンマーの民主化
運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんの解放を求める運動や、
今年起きたハイチ大地震の被災者のための募金活動など長年の
多岐にわたる慈善活動が評価された。

ロベルト・バッジョ氏は、1993年には国際サッカー連盟（FIFA）
最優秀選手にも選ばれているが、今回の平和サミット賞受賞に
関して｢ゴールデンボール賞（W杯の最優秀選手）よりも嬉しい。
個人的に達成したことやプロとしての業績さえも、この賞に比べれ
ばかすんでしまうくらいだ」とイタリア紙に喜びのコメントを
伝えている。
2004年に現役を引退したバッジョ氏は、仏教に改宗したことでも
知られている。