ANAオープン､石川遼選手29位後退､池田勇太選手が3日目首位に

男子ゴルフの今季第１５戦「ＡＮＡオープン」は１８日、
北海道・札幌ＧＣ輪厚Ｃ（７０６３ヤード、パー７２）で
第３ラウンドが行われ、２２位で出た石川遼選手（１９）は
３バーディー、３ボギーの７２とスコアを伸ばせず、通算
１アンダーの２９位と後退した。

石川は前半、１番でいきなりボギー。３連続パーの後、５番で
バーディーを奪ったが、７番でこの日２つ目のボギー。９番は
バーディーとし、通算１アンダーのまま折り返した。後半も
１バーディー、１ボギーとスコアを伸ばすことができず、通算
１アンダー、首位と８打差の２９位と順位を落とした。

昨日19歳の誕生日を迎えた石川遼選手は、
流れをつかめず、チャンスを逃しスコアを伸ばせずに終わった
3日目。石川遼選手は「チャンスをつかみ切れなかった。でも
パットは入る日もあれば、入らない日もある。最後まで絶対に
あきらめない。明日（最終日）の最終組がスタートするころに
差を縮めたい」とどこまでも前向きに話した。

今季２勝目を狙う８位スタートの池田勇太選手（２４）が１２番、
１７番でイーグルを奪うなど、２イーグル、４バーディー、２ボギー
の６６と好スコアをマークし、通算９アンダーで単独首位に浮上した。
２打差の２位に河野晃一郎選手（２９）とアメリカのジェイ・チョイ
選手（26）が並んだ。第２ラウンドで好スコアをマークし４位に浮上
した薗田峻輔選手（２０）は通算４アンダーで、片山晋呉選手（３７）、
谷原秀人選手（３１）らとともに５位タイにつけている。