MLBエンゼルス松井秀喜選手、ニューヨーク凱旋！ヤンキース戦

米大リーグ（MLB）、エンゼルスの松井秀喜外野手（35）
が、昨季まで７年間在籍したヤンキースとの試合前、
ワールドシリーズ優勝を記念するチャンピオンリングの
贈呈式に参加した。
エンゼルス・松井秀喜選手（35）のニューヨーク凱旋を、
13日付けの米各紙（電子版）もトップニュースで伝えた。
 
 
　ヤンキースの選手全員に指輪が手渡された後、
同シリーズの最優秀選手（ＭＶＰ）に輝いた松井秀喜選手の
名前が呼ばれると、総立ちの観客から「ＭＶＰ！」の大合唱。
帽子を取ってこたえる松井選手の元には、
主将のデレク・ジーター選手やロドリゲス選手など昨季までの
チームメートが祝福に駆け寄り、抱き合って再会を喜んだ。
　移籍後初めて訪れたヤンキースタジアムでファンの大歓声
の中、指輪を受け取った松井選手は、
感動した。一生忘れられない瞬間になるでしょう」と笑顔で話した。


　また、優勝リング授与式では、松井秀喜選手の指輪を
ファンに配る模造品とすり替えるという、おちゃめないたずらを
用意した主将のジーター。「マツイのことだから、
面白がってくれたんじゃないかな」と言って笑った。

　それも、７年間ともにプレーした仲間だからこそ。ジラルディ
監督は、選手が松井秀に駆け寄ったシーンを
「本当に特別な瞬間だった」と振り返り、球場を埋め尽くした
ヤンキースファンからも総立ちで迎えられた松井について、
ジーターは「スタンディングオベーションに十分値する男だ」と話した。

贈呈式後に行われた試合は、ヤンキースが７―５で勝ち、
ヤンキースタジアムでのホーム開幕戦を飾った。
松井はこの日５打数無安打に終わり、異例の大歓迎をして
くれたヤンキースファンに、残念ながらバッティングでの
“お返し”とはならなかった。