木村拓也巨人軍コーチが｢くも膜下出血｣のため逝去。

4月2日のプロ野球広島－巨人戦（マツダ）の試合前、
くも膜下出血で倒れた巨人の元選手で１軍コーチの
木村拓也（きむらたくや）さんが７日午前３時２２分、
入院先の広島市内の病院で死去した。３７歳だった。
木村拓也さんの若すぎる逝去にご冥福を祈るばかり、
葬儀・告別式の日程は未定。

　木村拓也さんは２日の試合前のシートノックで
ノッカーを務めていたが、本塁付近で突然倒れ、
広島市内の病院に救急搬送されていた。
診断の結果、木村拓也さんは「くも膜下出血」と判明。
意識不明の状態が続いていた。

　木村拓也さんは宮崎県出身。１９９１年、宮崎南高から
ドラフト外で日本ハムに入団。９５年に広島、２００６年に
巨人へトレードで移籍した。投手以外のすべての
ポジションを守る万能型の選手として活躍。０４年の
アテネ五輪には野球日本代表として出場した。昨年の
日本シリーズ終了後に、現役引退を表明。今季から
巨人軍の内野守備走塁コーチを務めていた。