マッキーバー選手がノルディックスキーで金メダル！

バンクーバー冬季パラリンピック第４日目、
１５日（日本時間１６日）、スキー会場の
ウィスラーなどで行われ、ノルディックスキー距離の
男子２０キロフリー視覚障害で、冬季で初めて五輪と
パラリンピックの代表になったブライアン・マッキーバー
選手（カナダ）が５１分１４秒７で優勝し、個人通算５個目
の金メダルを獲得！
同立位の佐藤圭一選手（中電ＣＴＩ）は残念ながら
１７位だった。


開催国に今大会初の金メダルをもたらしたのは、
パラリンピック選手で冬季大会史上初めて五輪の
選手にもなったマッキーバー選手。

　選手登録されながら出場機会のなかった
バンクーバー五輪の悔しさをぶつけ、通算５個目の
金を手に入れた。先天性の病気が１９歳で発症し、
視野の中心部分が見えない。伴走者のガイドは
１９９８年長野五輪の代表だった兄のロビン。
兄弟らしいフォームのそろった滑りが目を引いた。

　母方の祖父母は日本人。彫りの深い顔立ち
ながら東洋の雰囲気もわずかに感じさせる。
「言葉は話せないけれど、日本にルーツがある
ことを誇りに思っている」。今年６月で３１歳になる
マッキーバーは「４年後のソチでも両方の出場を
目指す」と宣言した。（紙面抜粋）