hot sports: サッカー日本代表、次期監督候補、フェルナンデス氏とも交渉難航中

2010/08/10

サッカー日本代表、次期監督候補、フェルナンデス氏とも交渉難航中

サッカーW杯南アフリカ大会が閉幕して1カ月となるが、
日本代表の次期監督がいまだ決まっていない。
日本サッカー協会は候補を外国人に絞り、原博実強化
担当技術委員長が渡欧して最終交渉にあたっているが、難航模様だ。

 同協会の小倉純二会長は9日、交渉の期限について
「いつであろうと、(パラグアイ戦のある)9月4日に間に
合えばベスト」と話した。5日前には「あと1週間か10日で
決まるでしょう」と語っており、そのトーンダウンからも交渉
の難航が窺われる。

つい先頃、最終候補の1人とみられた元ビジャレアル監督の
エルネスト・バルベルデ氏(46)は、オリンピアコス(ギリシャ)
と年俸150万ユーロ(約1億7000万円)の1年契約で合意し、
週明けにも契約するとギリシャのラジオ局で報じられた形。


原技術委員長は先月末まで海外で下交渉を行い、2004年に
ポルト(ポルトガル)を率いてトヨタ杯を制したスペイン人の
ビクトル・フェルナンデス氏を第1候補にリストアップした。
金銭面に支障はなかったという。 帰国して協会と調整、再び
渡欧して最終交渉に臨んだが、すんなりとは進まなかった。
協会幹部によると、この渡欧でも複数の候補と会っている。
小倉会長は過去の外国人監督選考が日本と縁の深い人からの
「ご紹介」だったとし、「今回は(正規ルートの)監督争奪
マーケットに乗り込んだ」と、駆け引きの難しさを強調した。

日本代表は今月30日から合宿を始め、来月4日にパラグアイ戦
(日産スタジアム)、7日にグアテマラ戦(長居スタジアム)に
臨む。小倉会長は代行監督が指揮を執る可能性にも言及している。

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